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2004年11月 キャンドル作り
1,用意するもの
【道具】
コンロ・鍋(できればキャンドル専用で使えるもの)・空き缶・温度計・軍手・割りばし・ヘアピン・ウエス・クッキングシート・アルミホイル・新聞紙

【材料】
芯(仏壇用ろうそくを割って取りだしたものでも可)
パラフィン(仏壇用ろうそくを割ったものでも可)
染料または顔料(クレヨンでも代用可)
マイクロスタインワックス(ディッピングには必要)
ステアリン酸(無くても可、発色・型離れを良くする)
2,空き缶にパラフィンを入れ湯煎にする
パラフィンに水が混ざら無いように注意しながら75〜80℃ぐらいの湯煎でゆっくり溶かしていく。なべ底の水はあんがい少なくても良く溶ける。
3,必要に応じて添加物を混ぜる。
ロウが溶けてきたら必要に応じて添加物を入れる。
以下添加物について
Y・U CANDLEさんのアドバイスより。
ディッピングの場合は粘性を増す効果のあるマイクロスタインワックスを10%入れることで食いつきが良くなる。
流し込みのキャンドルは色を途中で変える場合には、色をはっきりとさせるステアリン酸を5%入れることで美しく仕上がる。

仏壇用ろうそくには添加物がある程度入っているので何も足さなくてもOK。少量の制作や初めての方にはおすすめ。
4,色をつける、80℃にキープして準備OK。
完全にロウや添加物が溶けたら色をつける。染料、顔料、どちらでも良いがキャンドル専用のものを入れる。染料は濃くしても燃焼に影響しないが、顔料は芯へのロウの吸い上げが悪くなるので、指定の分量以上は入れないほうが良い。クレヨンでも代用は可能だが、顔料なので濃い色のクレヨンを少量入れる。入れ過ぎるとカラフルにできても数分で消えてしまう。
以前はクレヨンで着色し、温度計も使わず勘で作っていたが、着色と温度に気を付けるだけで、仕上がり燃焼ともに格段に良くなった。
◆◆◆ディッピング
芯を手に持って、ロウに浸しては20秒ほど冷まし、またロウに浸すことを何度もくり返す。だんだん太ってきて子ども達は大喜び。1回でたくさん着けようと長いこと浸すとかえってロウは着かない。
◆◆◆流し込み
プチケーキのカップや卵のカラなどに芯をたててロウを流し込む。芯を固定するのはヘアピンやわりばしが便利。写真の手前にあるキャンドルはケーキカップの底に小さな穴を開けて芯を少し出し、ロウが流れ出さないようにセロテープで止めてから同じように芯をまっすぐ立ててロウを流し込んで制作。
◆◆◆教室作品例
公民館での親子で作る教室での作品例
ディッピング・流し込みともに楽しみながら素敵なキャンドルができあがった。
キャンドルづくりはとても楽しいけれど、火をあつかう危険な作業が多く、注意が必要。後始末も結構たいへんなので、事前にアルミホイルや新聞紙で汚れそうな部分を覆っておく準備も大切。
手作りのキャンドルは大切でなかなか使えないが、イベント日までは飾って、クリスマスや記念日の当日にはぜひ火を灯してみると良い。
◆◆◆型でぬくキャンドル
トレーなどに1センチ程度の厚みでロウを流し込む、指でそっと押して少しへこむくらいになったらトレーからはずしクッキー型などでぬく。トレーに流し込む前にクッキングシートを敷いておくとすぐはずせて作業がしやすい。
ディッピングのキャンドルは少し濃いめの色付けの方が見栄え良くできるが、型抜きや流し込みのキャンドルは着色が薄めでもかわいくできる。
型抜きしたものは厚く熱した金串などで力を加えずに小さな穴をあけ、芯を通してできあがり。
 
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