長野県ではもう2学期も始まりました。この日は名残惜しい夏の匂いを集めるかのように、まず駐車場の夏草を採集。その後その穂の部分を使って筆を作り、墨で和紙に描いてみました。
一口に夏草の穂といっても、その形、質感、しなやかさ、大きさも様々で、実際手にして触っているうちに、「こんな筆を作りたい。」「この草で描いてみたい。」といったイメージがふくらむようでした。 |
|
|
たくさんとれたよ |
形・質感、触って知る |
指先を使う細かい作業 |
|
夏草の勢いをそのまま筆に |
自慢の2本が完成 |
|
|
気に入った筆が何本か完成したところで、早速筆に墨をつけ、ちょっと大きめの和紙に描いてみることにしました。子ども達の筆はなめらかに動きます、夏草の勢いが、子ども達にのりうつったかのような、しなやかな筆さばきでした。子ども達の筆の運びはいっさいの迷いがなく、けれどもでたらめでもない。筆と一体になって無心に遊ぶみんなのまわりには、この日、近寄りがたい凛とした空気ができ上がっていました。 |
|
この子は歌うように描く |
両手で踊るように描く |
たたきつける。止まらない |
|
ぐるぐる+ぽたぽた |
さがって見てみる |
おやつはフルーツポンチ |
|
|
|
|