にこにこ塾のメニューの中には実際に使うものに絵を描いて楽しむというものがいくつかあるのですが、この日はスニーカーにペインティングして楽しみました。立体へのペインティングは何につけても楽しいものですが、特に自分で使うとなると真剣さもかなりアップしていました。
　子どもたちを見ていていつも関心するのは、『筆さばき』の巧みさです。大人だったらきっと下書きをしたいと言うでしょう。計画を立てるでしょう。子どもたちは、もう白いスニーカーを見たときからでき上がりがピンッ！とひらめくのでしょう。そのひらめきを忘れないうちに描きたいという衝動が、迷いの無い筆さばきに現われていました。

　でき上がったスニーカーを履いてみた子どもたちは、かなり満足。「ねぇ、これどこに履いてく？」「学校はちょっとはずかしいね。」「休みの日にお出かけ行くとき履こう！」「強そうな感じにできたから戦いの時に履く！」など面白い感想も。
　発色も良く、色落ちしない絵具を使ったので、ぼろぼろになるまで何回も洗濯して履きこんで欲しいものです。