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2003年5月10日(土) 羽根ペンで描こう

 この日は、前々からやってみたくて、試行錯誤と準備を経てやっとこぎつけた羽根ペンの製作でした。まず用意した羽根の中から「これはっ!!!」と思うものを選び、きれいに洗ってペン先をナイフで細工していきます。大きな羽根を触りながら、軸の部分が鳥の体にささっていて痛かったのではないかと心配する子や、羽根が抜けて鳥は死んでしまったのではないかと感じる子、両手に羽根を持って、部屋の隅でそっと羽ばたいて試している子など、それぞれ想像力がもりもり湧いてきていました。
 軸をけずってペン先に仕立てるのは繊細な仕事で、刃物も使うし難しいのですが、みんながんばって自分のペン作りに集中していました。くじゃくのかざり羽根はきれいだけど、ペンにはやわらかすぎてあんまり向いていないことなどもきづいたようでした。子どもの作った羽根ペンの中にも、素材とカットの角度などが絶妙にマッチして、1回インクをつけただけで原稿用紙1枚ほども延々描きつづけることができるものもありました。


きれいに洗う

ハリーポッターみたい

案外うまく描ける
 

モチーフの魚の解剖も・・

細かいところまで描けるペン

昔の人はこれで勉強したの?

ゴージャスなペン

イカの分解???

平気でどんどんやる

 ペンだけではなく、計画ではイカ墨もインクとして使ってみたかったのです。セピアとはイカ墨のこと、と子どもたちに話し、生イカから墨を取ってみたのですが、旬ではなかったので、イカ自体が小さく、墨の袋もとても細いものでした。でも、なぜかイカの分解に熱中した子どもたちでした。昔の人はインクを手に入れるためにこんなたいへんなことをしたのか。。。。とみんな感心していました。お母様方にはイカ臭くなった服のお洗濯でお手数をおかけしました。


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